12月6日 (日) 逆境からの逆転に感動しました 投稿者 kato/niigata
今日でJPGAの公式戦は1万5千人以上の観衆のもと大盛況で無事終了しました。 最終戦の「ゴルフ日本シリーズJT Cup戦」は正に名勝負で、凄く見ごたえがあり素晴らしく大感動でした。
3日目まで4打差4位の丸山茂樹選手がアメリカ帰りのどん底から這い上がり、苦節10年目のJPGA公式戦で今季初優勝を果たし、珍しい涙の優勝Interviewで今後もGolf界の発展に大いに寄与したい旨の力強い抱負を述べて頂きました。
丸山選手とPO戦で優勝を争った韓国の金キョンテ選手も立派で、07年から日本に参戦されましたが、何時も素晴らしいPar On率の高い安定したPlayをされており、惜しい2位の連続で今回こそは来年からの兵役前にGolfの勲章を手にしておきたかったものを残念でしたが、今回の試合で魔物が住む18番では4日間全てPar、8回目にして果敢に攻めた2打目のChip In 狙いが僅かにそれ、かつ、OverしてのBogeyは悔しかったものと思います。 しかし、金キョンテ選手の活躍で最終戦は大きく盛り上がったもので、23歳と若い金選手にも今後の期待が大きいものです。
この試合で賞金王が決まる石川 遼選手も一時は池田勇太選手に抜かれた1位の地位を挽回して、逆転で18歳最年少の「賞金王」を獲得し更なる飛躍を誓い、Golf界全般の盛り上がりに一層の期待が寄せられました。
今年成長した若手Hopeの1人として「賞金王」を最後まで争ったものの、惜しくも逃した池田勇太選手のPlay Styleは感性豊か、思いっきりが良くSpeed感とSteadyさに大変好感が持てます。 更に、礼儀正しく帽子を取って会釈してから18番Greenへ上がって来る姿や賞金王に決定した石川選手に「おめでとうと声を掛けたい」と清々しいInterviewにも好感が持てました。GalleryへのSignでは内外での有名選手のように殴り書きで相手の顔を見ずに目をそらして書いたものを渡すようなことがなく、志保ちゃんのように丁寧だとのこと嬉しく思いました。
今日のSport Gameは逆転の連続でどれも素晴らしいものでした。 大学Rugby対抗戦最終戦の早明戦は前半14―3で明治がリードしましたが、後半に早稲田が故障者の多い逆境を克服して16−14の僅差で優勝しました。
偉そうなことを言って失礼ですが、Sportに逆転は付きもので、どんな逆境にあっても挫けず、如何に冷静に自分をControl出来るか、そのことは一に日頃の鍛練に掛かる要素が大きいものと思います。 志保ちゃんも今は逆境の中で粛々と頑張っておられます。丸山茂樹選手のように必ずや大きく復活されることを心から期待しております。
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