6月23日 (火) 今年の“全米Open”は終わりました。次は志保ちゃんの出番です!! 投稿者 kato/niigata
今年の“全米Open”は、かってない降雨による悪天候にさいなまれ、Suspendedの連続となり、今のPlayは何日目なのかさえ良く考えないと分からないことが続きましたが、最終的には1日の延長で終了しました。
何時ものOpenは鏡かIce Skate Rinkのように早いGreenが芸術的Puttingの冴えを味あわせてくれましたが、今回は初日からの降雨で一瞬にして池になってしまい、Shotはピッタッと止まり、Puttは足跡の窪みなどに禍いされ、選手を大いに悩ませたようです。
Teeing Shotも水の引いた川のようなFairwayではRunがなく、Ballに泥が付いて2nd ShotのControlが出来ず、膝が埋まるようなRoughへ飛んでいくなど大変なPlayになってしまいました。
しかし、さすが常連のBig NameはそれなりのRankで頑張っておりましたが、最終日最終組は全く予想外、夫々予選会を勝ち上がり、出場権を獲得した世界Ranking500位台のLucas Glover選手とRicky Barnes選手でした。 そして、優勝は4UnderのL.Glover選手に輝きました。
嬉しかったのは、日本勢で唯一予選を勝ち抜いた矢野選手の粘り強い活躍と、最近どうしているのかなと案じていたD.Duval選手の復活でした。
矢野選手は2日目65の大活躍で3日目は最終組の1つ前でVeteranのM.Weir選手とのPairingでしたが、正にAwayでの苦しい試合を強いられRoughでのD.Bogey2ヶは残念でした。
D.Duval選手は直近の世界Rankingがなんと882位にまで下がっておりましたが、さすがの名手、良く頑張りTotal△2で、Mickelson, Barnes選手と共に2位TでのFinishでした。 最終日3番Short HoleでのTriple Bogey(+3)が本当に悔やまれます。
2連覇期待のT.Woods選手も異常な気象条件とCourse Conditionには精神的にも勝てず、Shotのぶれは多々あり、かつ、4~5mの大事なPuttが決まらず苛立ちが激しく、挙句の果てに“こんなのは全米Openではない”などと怒鳴り散らし、大切なクラブを無意味に振り回したり、投げやりにする様は正視に耐えず、かっての名Player“球聖”ボビー ジョーンズ氏等先輩の多くが見たならばキット嘆くであろう姿ではなかったでしょうか。
日本勢でも昨年の賞金王の片山選手は体調を損ない折角のChanceに不参加となりました。 Golfは心身共に健全な者のみに与えられる崇高なSportですから、選手はその心構えを大切に精進して貰いたいものです。 (来る7月の“全米女子Open戦”へ昨年の賞金女王の古閑選手の不参加も気になります)
それに引き替え志保ちゃんは、今回は予選会からの参加で得た“貴重な全米女子Open 戦出場権”です。〜〜〜本当に素晴らしく立派なものです。 是非、全身全霊を込めて心からこの檜舞台を楽しんで頂きたいものと祈念しております。 偉いぞ! 志保ちゃん!!! 頑張れ! ガンバレェ!!!
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